ウソでしょ!!?タイでは第三者割当増資ができない?

buddha-420海外投資、日本で普通だと思ってることが全然違うことってありますよね。スタートアップに投資する場合、当然株式を取得して株主になるわけですが、タイの会社法ではなんと第三者割当増資が認められていないんです。

では、どうやってタイの企業に投資したらよいのでしょうか。そこで今回は、タイの企業の株式取得の基本ステップについてご紹介します。

タイのスタートアップ、株式取得の4ステップ

タイの会社法では非公開会社の第三者割当は禁止されており、既存株主のみが新株引受権を持つとされています。

以下、新規株主をAとして基本的なステップをご紹介します。

■STEP1: 株式移動でAは既存株主になる
Aは既存株主の誰かから株式を少し譲渡してもらいます。そうすることでAも既存株主になれます。

■STEP2: 新株発行の決議をおこなう
新株発行の決議を行います。この際、まずは既存株主にプロラタで割当なくてはいけません。

ちなみに、新株発行は株主総会の特別決議です。

■STEP3: A以外は、新株の割当を拒否する
A以外の既存株主は、新株の割当を拒否します。

■STEP4: Aに新株を割り当てる
既存株主が新株引受権を拒否した分はその他の株主に割り当てることができます。Aは新株発行株式をすべて引き受け、想定したシェアを取得します。

おわりに

なんというめんどくさい手続きが必要なんでしょう。株主総会の開催を新聞告知しなければいけないなど、他にも変わったルールがあるタイの会社法。その成長にともないグローバルな投資を受けていくには、もっとフレキシブルな方向に会社法も改正する必要があるかもしれませんね。

【参考リンク】
会社設立・登記
タイ進出に関する法務のポイント
タイM&Aにおけるポイント
わかりやすいタイの経営セミナー
タイ会社法 第4章 株式会社

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