うちの会社はCo., Ltd.?Inc.?株式会社、その3つの英語表記

kaboompics.com_Blank paper with pen and coffee cup on wood tableさかんにグローバル化が叫ばれる時代、投資の世界も使用言語は当然英語。投資先がどの国であっても、多くの場合契約書やサイン等々は英語で行われるものです。

もちろん契約書などにサインするときは日本企業であっても英語表記。みなさんは自分の会社の英語表記をご存じでしょうか?

ファンドやSPCなどをのぞいて、通常の事業をおこなっている日本企業の多くは「株式会社」。でもそれを英語表記にしたときに”Co., Ltd.”や”Inc.”などいくつかの表現があって紛らわしいですね。そこで今回は、株式会社の英語表記についてご紹介します。

株式会社の英語表記、よくある3つのパターン

株式会社の英語表記、いくつか表現はあるものの、基本的にはどれを使ってもOKです。ではその代表的な英語表記についてみてみましょう。

■1: Inc.
これは”Incorporated”の略。Incorporatedとは会社設立の手続きを差し、そのプロセスに焦点をあてた表現です。
アメリカの会社の半数以上はInc.を名乗っているといわれます。

日本では、”Rakuten, Inc.”や”NTT DOCOMO, Inc.”もそうですが、”CyberAgent, Inc.”、”Kakaku.com, Inc.”、”Cookpad Inc.”など、IT系の新興企業はIncを使う傾向があるようです。

■2: Corp.
これは”Corporation”の省略系。Corporationは法人という意味合いをもちます。Incorporatedは法人化のプロセスを指し、Corporationは法人化後の主体そのものを指す、というわけで表現の仕方が違うだけのようです。

“Yahoo Japan Corporation”、”SoftBank Corp.”などがあります。

■3: Co., Ltd.
最後に、これは”Company, Limited”の略。Companyは仲間、Limitedは有限責任を意味し、構成員が有限責任である集まりという側面からの表現です。

“Honda Motor Co., Ltd.”、”NISSAN MOTOR CO.,LTD.”、”FAST RETAILING CO., LTD.”など、日本の株式会社はこの表現を使った会社も多いようです。

カンマやピリオドのお作法は

ところでこれらの英語表記は、カンマやピリオドがいくつかあっていまいちわかりにくかったりします。

Co., Ltd.やInc.のピリオド「.」は省略をあらわす記号。前述のとおり、それぞれただしくはCompany, Limited、Incorporatedとなりますので、それを省略していますよ、という意味のピリオドです。また、Co., Ltdのカンマは”Company”と”Limited”を区切るカンマなので、省略できません。

一方、Incの前にあるカンマですが、”Apple Inc.”、”Google Inc.”のようにカンマが付かないケース、”Facebook, Inc.”、”Amazon.com Inc.”のようにカンマが付くケースとまちまち。これはどちらでもよいそうです。

おわりに

いかがでしたか。日本の株式会社はCo., Ltd.が多く、USの会社はInc.が多い、など傾向はあるかもしれませんが、それによって大きな違いがあるわけではなく、どれを使うかは趣味の世界に近いかもしれませんね。

【参考リンク】
Co LtdとIncの意味の違い
「Co.」と「Ltd.」のカンマの使い方、日本の会社と英語圏の会社
会社設立の手順

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