株式合資会社ってなに!?S.A.、S.C.A.、S.a.r.l。。。複雑すぎる、フランス語圏の会社形態

napoleon-bonaparte-67784グローバル投資といえば、当然多くの交渉は英語。ビジネスで英語を使わなくてはいけないハードルは、多くの日本人にとってつきない悩みですよね。でも英語ならまだまし、同じアルファベットでもドイツ語やフランス語となるともはや意味不明ではないでしょうか。

会社名でも、Inc.やLtd.ならなんととなく見たことはあるものの、フランス語で、S.A.、S.C.A.、S.a.r.lなどの表記を見かけると、もう頭がこんがらがってしまいます。

そこで今回は、フランス語圏の組織形態の名称をご紹介します。

フランス語の様々な会社形態

■ S.A. société anonyme
有限責任の構成員のみから構成され、いわゆる日本の「株式会社」に相当します。
最低資本金は37,000ユーロ。

■ S.a.r.l. société à responsabilité limitée
有限責任の構成員のみから構成され、フランスの有限会社といわれます。
最低資本金の定めがなく、設立や運営も比較的簡単とのことで、日本からフランスに進出する場合はこの形態をとるケースが多いようです。

■ S.C.A. société en commandite par actions
株式合資会社。株式会社と合資会社の中間の形態で、無限責任社員と有限責任株主から構成されます。
有限責任の株主は出資義務のみを負い、会社形式(株式形式)のLimited Partnershipとでも思ったらいいでしょうか。

■ S.A.S. société par actions simplifiée
最低資本金の制限がなく、出資者も1名以上でOK。シンプリエということで、簡略化されたSA(株式会社)のことだそうです。

■ S.C.S société en commandite simple
有限責任の構成員と無限責任の構成員から構成され、合資会社(Limited Partnership)に相当します。

おわりに

いや~~複雑ですね!!フランスのみでなく、ルクセンブルクなどでも、同じような形式をとっているようです。ファンドなどスキームによっては、関係会社に様々なビークルが登場するケースもありますので、それぞれがどうしてその形式をとっているのかは興味深いところですね。

【参考リンク】
会社設立の手続き:フランス
フランスの主な資本会社の比較表

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