大株主なのに決められない!?知っておかないとまずい、ポールと挙手の違いとは?

hands-600497_1920今年ももう7月、株主総会の季節もすっかり終わりましたね。こちらの記事によれば、41%の株主総会が6/26に集中していたそうです。

ところで日本の会社法では、株主平等の原則に基づき株式会社の株主は持ち株数に応じて平等に扱われることになっています。株主総会の決議も、一株一議決権が基本です。一方で、タイやインドなど、必ずしも一株一議決権という定めになっていない国もあります。

そこで今回は、株主総会決議における2種類の決議方法についてご紹介します。

2つの異なる決議方法

■ 投票(poll)
こちらは日本でもおなじみの一株一議決権方式。
基本的には保有株式シェアに比例して議決権を有します。

■ 挙手(show of hands)
こちらは一人一票形式です。
参加者の頭数ベースになりますので、100株持っている人も1持っている人も同じ議決権を有することになります。

インドやタイなどでは特別に定款で規定しない限り、挙手制が採用されることになっています。自分が少数株主の場合はいいですが、大株主の場合は、”All resolutions at a General Meeting shall be voted upon only by way of a poll”等、必ず定款を変更するよう留意が必要ですね。

おわりに

いかがでしたか。会社法で定まっているとはいえ、頭数方式は大株主にとっては迷惑なもの。どのみち定款を変更して対応するケースが多くなりそうですね。

【参考リンク】
シリーズ・インドの投資関連法制

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