ファンド運用は本当に儲かるの??いまさら聞けない、GPが受け取る2つの報酬

money-95793_1920GoogleやFacebookがまだ小さいころに投資して、IPO時に大儲け。VC業界のだれもが憧れるアメリカンドリームですよね。でも、ファンドを運用できるのは資金の出し手があってこそ。実際に運用をおこなっているGPと呼ばれる人たちは、どのくらい儲けることができるのでしょうか?

そこで今回は、ファンド運用者であるジェネラルパートナー(GP)が手にできる、2種類の報酬についてお伝えします。

ファンドのGPが手にする、基本的な報酬体系

■1: マネジメント・フィー
まずはコレ、日々の運用を行う上で必要となる、まさに管理コストに対する報酬。日本語で「管理報酬」といったりもします。大体、ファンド総額の2%程度が年間のフィーとして設定されることが多いです。

投資家サイドからすると2%って高いと思うかもしれませんが、100億円のファンドだとして年間2億円。GPの給与、DD費用、家賃などの生活費、等々と考えると、マネジメントフィーをもらってウハウハということは決してないかもしれません。

■2: キャリード・インテレスト
日本語で「成功報酬」といいます。こちらは「儲け」の20%程度に設定されていることが多いと思います。GPがアメリカンドリームを手にできるのはこちらの報酬ですね。通常、GPのファンドへの出資(自腹)は総額の1%程度のことが多いです。にもかかわらず、儲けの20%の配分を受ける、というのがGPが頑張るカラクリなのです。

簡単な事例を一つ

・総額100億円のファンド
・GPのコミットメント 1% ⇒1億円
・LPのコミットメント 99% ⇒99億円
(・年間のマネジメントフィー 2% ⇒2億円)

この状態で、投資先のIPOなどで150億円の儲けが出たとします。
すると、
・GPの報酬は30億円
・LPの報酬は120億円

GPは投資額が30倍になって頑張った甲斐がある。
LPも20%の利回りリターンが出て、あずけてよかったという状態。

体を動かすGPと、お金だけ出すLPの、うまくバランスがとれた仕組になっていることがわかりますね。

おわりに

いかがでしたか?投資先が大きく成長して、投資利回りが上がるのはGPにとってもLPにとってもうれしいもの。でも、GPは投資額に対する成功報酬にレバレッジが効いているので、成功したときの儲けが大きいのです。がんばっちゃう気持ちもわかりますね。

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2 comments on “ファンド運用は本当に儲かるの??いまさら聞けない、GPが受け取る2つの報酬
  1. LPの利回りは20%ではなく約120%でしょうか。
    出資額99億→219億(元資分配含む)

    厳密に言うと「利回り」という表現も誤認を生むかとも思いました。細かくてすみません 笑

    • VC業さん、コメントありがとうございます。
      元本100万円が150万円になる(250万円ではなく)というつもりで書いていました。
      おっしゃるとおり「利回り」は変ですね。。^^; 単純に20%のリターン でしょうか。

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