喜んでばかりいられない!?投資先のIPOで気を付けておきたい3つのポイント

Church bells投資先のIPOは投資家としてはもっとも望ましいExit、ついつい喜んでしまいますよね。

多くの場合、VCはIPO時に投資先の保有株式を売却し、利益を確定することになります。これまで一緒に成長してきた企業の株式を売却するのは寂しい気もしますが、売却益を出すのが投資家としての本望。

そんなIPOは企業にとってもVCにとっても基本的にはうれしいハナシ。でもそんな時だからこそ気を付けておきたいポイントもあります。そこで今回は、VCが投資先IPOのときに気を付けておきたい点をご紹介します。

投資先のIPO時に気を付けておきたい3つのポイント

■1: IPO時の売り方をどうするか?
VCたるもの投資先がIPOするときは、基本的にその保有株を売却します。
売り方は大きくいうと2種類。上場前の「売出し」と、上場後の市場売却ですね。
このあたり、VCとしては当然できるだけ利益が多くでる売り方を選択したいもの。どのように売るかは基本的にVCの自由ですが、経営者の意向も絡んできますので慎重に検討したいところです。

■2: 上場後のロックアップに応じるか?
上場したあとも株を持ち続ける場合、「ロックアップ期間」が設定されることがよくあります。3ヵ月とか6ヵ月とか株式を売却しない約束をします。上場したときの株価が一番高かった、なんてよくある話。ロックアップに応じてまで持ち続けるのかは、よく検討したほうがいいかもしれません。

■3: 保有比率は10%を超えていないか?
自分の持ち株比率が10%を超えていないかチェックしましょう。上場時点で10%を保有したままだと、その時点で「大量保有報告」を出す必要がありますし、その後の売買時にも持ち分比率の変動の度、報告が義務付けられています。手間が増えるだけでなく、売買の機動性も低くなりますね。

おわりに

いかがでしたか。一緒に頑張ってきてようやく実現したIPO。もちろん人間関係はその後も継続するかもしれませんが、資本関係はいったん解消されるもの。キレイに別れるためにもよく気を付けておきたいところですね。

Pocket

, ,

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です