プレorポストどっち??バリュエーションの割安とは?

66cf48d9bc8adaa96ed6029828b93c21_m「サンフランシスコベースのホゲ社が200millionのバリュエーションで40millionを調達。」なんて、よく聞く類のニュースですよね。ベンチャー投資とは切っても切れないバリュエーションですが、ふと、「プレマネー」と「ポストマネー」の違いがよくわからなくなるときってありませんか?

プレマネーは資金調達前の企業価値、ポストマネーは資金調達後の企業価値、というところまではOKなんですが、企業価値が「割高」とか「割安」とか言ってるときって、どっちと比べているのでしょうか。

比較対象は基本的にはプレマネーなんですが、今回はその理由を考えてみたいと思います。

はじいたバリュエーションをプレマネーと比較する理由

■1: バリュエーションは「現在価値」だから
DCFやマルチプルという手法で企業の「現在価値」を算出したものがバリュエーション。
企業の事業計画やらを使って、その名の通り、企業の現在の価値を算出しています。

このとき使う事業計画って、増資前の企業の計画ですよね。それを使って算出した現在価値というからには、現時点の(お金を投資する以前の)価値な気がしてきます。

■2: 100億円に20億円を足したら、120億円だから
では、現在価値100億円の会社に20億円を投資したら企業価値はいくらでしょうか?
もちろん、120億円ですよね。つまり、プレマネーが100億円、ポストマネーが120億円となります。

キャッシュに色はないので、投資後は投資金額分だけ企業価値が上がるはず。もしプレマネーと割安割高を比較するなら、「バリュエーション+投資額」と比較すべきではないでしょうか。

おわりに

というわけで、割安などを考えるのは基本的にはプレマネーということですね。ただ、基本的にはそうなんですが、もし企業の事業計画に増資の計画が含まれていたりしたらどうなんでしょうか?その場合はやっぱり増資後の企業価値を見ているような気もしてきます。
いずれにしろ、将来計画は注意深く見る必要がありますね。

【参考リンク】
Pre Money, or Post Money?

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