日本の常識、世界の非常識。日本のVCが投資先を時価評価しない理由とは!? 近頃では日本のVCも、100億200億と数百億円のファンドを組成するニュースも珍しくなくなりました。entrepediaによれば2016年の設立ファンド総額は3,000億円を超えているとのことです。 さてそんな活況を呈す
そのままでは投資を受けられない!?投資家から見たLLCのデメリット アメリカ企業の多くはデラウェア州に登記された株式会社(コーポレーション)だと言われていますが、それはスタートアップでも同じ。特に、VCから資金調達する企業にとって、「デラウェア州」の「コーポレーション」というのはデファク
余裕のないスケジューリングは危険!!結構時間がかかる譲渡制限株売買、5つのプロセス LINEを筆頭に2016年も引き続き堅調なIPOマーケット。IPOに限らず、Frilの楽天への売却など、大企業へのバイアウトもだいぶ普通のことになってきました。 一方、ベンチャーキャピタルから見た場合、ファンドの期限(運
ロックアップが外れたら。VC目線で振り返る、2015年日本のIPO。その2 2016年は年明けから波乱の相場が続いておりますが、2015年のIPOは2014年に引き続き非常に好調でした。2016年はどうなるんでしょうか。 さて、前回は2015年のIPOを振り返り、公募価格と初値を比較しました。今
売るべき?保持すべき??VC目線で振り返る、2015年日本のIPO 2015年、日本のIPO件数は91件(REITなど除く)となり、昨年の26%増、2007年以来の上場件数を更新し、引き続きIPOが好調な一年でした。とはいえ、3月のgumiショックに始まり、承認後の上場中止が3件も発生す
転職前に要チェック!ストックオプションの税制適格要件、5選 ようやく日本でも大企業からスタートアップに転職するという流れが生まれつつあります。でもどうせいくならストックオプションをもらって将来お金持ち、という下心も正直ありますよね。 前回、ストックオプションは税制適格か非適格かに
ちょっとの違いが大問題!?ストックオプションにまつわる3つの課税タイミング 会社が上場してストックオプションをもっている社員がウハウハ。お金のにおいがしてなんとなく楽しそうな感じがしますが、実際に関わったことがないとその実情はいまいちしっくりきませんよね。 ストックオプションは会社の資本政策上も
どっちが有利?優先株における参加型・非参加型の違いとは!? スタートアップ投資の多くは株式によるものであり、株式には普通株と優先株があります。日本ではまだ、投資家が普通株で投資をすることもありますが、米国では優先株式による投資が当たり前。優先株には、投資家と企業家の利害を調整する
日本の取締役とは大違い?米国におけるOfficerとDirectorの違いとは?? 「日本の上場企業で報酬1億円超の役員数が過去最多」と先日ニュースになっていました。これも好景気の余波でしょうか。 ちなみに、日本の会社法でいうところの「役員」は取締役・会計参与・監査役のことで、常務とか執行役員はただの敬
大株主なのに決められない!?知っておかないとまずい、ポールと挙手の違いとは? 今年ももう7月、株主総会の季節もすっかり終わりましたね。こちらの記事によれば、41%の株主総会が6/26に集中していたそうです。 ところで日本の会社法では、株主平等の原則に基づき株式会社の株主は持ち株数に応じて平等に扱わ